会議において、接続の問題に時間が奪われることは、組織にとって貴重な価値が失われることになります。これらの問題をより深く理解するために、デザイナーの深澤直人とケイジ・タケウチは、様々な企業を訪れ、ミーティングスペースがどのように機能しているのかを観察しました。二人は、ケーブルがグロメットから出て散らかったワークサーフェスや、人々が数少ない貴重な電源のそばに何とか座ろうとしているところを目のあたりにしました。そして、こうした問題を解決するために、アクソンテーブルをデザインしたのです。
「テーブルがあれば、何もかもがインターフェースになり得ます」とタケウチは言います。タケウチと深澤は、アクソンテーブルが、テクノロジーに対処するのと同じようにシームレスに物理的なインターフェースとして機能するように、すべてのエッジから天板に至るまで、熟考を重ねました。
深澤とタケウチは、美しいすっきりとしたデザインだけでなく、直感的なインターフェース、分かりやすい仕様、さらにオーダーと納品が簡単になるようにアクソンをデザインしました。
アクソンファミリーには、フォーマルな会議室のための重厚な役員用テーブルから、カジュアルなミーティングスペースにぴったりの人々が気軽に集えるような小型の円形テーブルまであります。