新しいレベルの人間工学

ワークプレイスでのコラボレーションの重要性を理解し、またそれが主にデスクで行われているという知識をもとに、フューズプロジェクトのイヴ・ベアールとそのチームは、オフィス環境中のカジュアルな部分と仕事の場を融合させ、コラボレーションの場をオフィス全体に均等に配置するためのソリューションを探り始めました。ベアールのチームは、まず取り掛かりとして、カジュアルな場とグループの作業スペースのシーティングに新しいレベルの人間工学を導入することから始めました。

コラボレーションのエリアと単独でのワークスペースをすぐ近くに配置、あるいは単独のスペースの一部にコラボレーションエリアを設けるというのが、ベアールの提案するコンセプトです。このデザインは、企業の推進力となるような生産性の高い交流を促します。

開発のプロセスを通して、ベアールはプロトタイプを自らの事務所であるサンフランシスコのフューズプロジェクトでテストしました。ベアールとそのチームは、18ヶ月にわたって常に進化を続けるプロトタイプの中で実際に働き、彼ら自身の経験をもとにコンセプトに磨きをかけて行きました。

Public Office LandscapeをデザインしたチームのリーダーであるYvesBéharは、赤とオレンジの社会的椅子のコンポーネントでリラックスしています。

「デザインとは、未来を示すだけでなく、わたしたちを未来に連れて行くためのものです」

イヴ・ベアールについて

製品デザイナーYvesBéhar