1900年

1905年
ミシガン州ジーランドで、伝統的なスタイルの高品質ベッドルーム家具製造会社、スター・ファニチャー・カンパニーが創業。

1909年
スター・ファニチャー・カンパニーがミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーと改称。ダーク・ジャン(D.J.)デプリーが同社に入社。事務員として採用される。デプリーは18歳だった。


1910年

1919年
D.J.デプリーがミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーの社長に就任。


1920年

1923年
D.J.デプリーの勧めにより、義父のハーマン・ミラーが、ミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーの過半数の株を購入。ミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーをハーマンミラー・ファニチャー・カンパニーと改称。デプリーがハーマンミラー・ファニチャー・カンパニーの初代社長に就任。同社は引き続き、伝統的なスタイルの家庭用家具を製造。

1927年
D.J.デプリーがハーマンミラー・クロック・カンパニーを設立。同社は伝統的なデザインの時計を製造していたが、のちにギルバート・ローディのデザインも加える。

機械工の一人が仕事中に亡くなり、デプリーは家族を弔問した際、未亡人から夫が生前書いた詩を聞かされる。デプリーはそれに深く感銘を受け、すべての従業員を特別の才能と可能性を持った個人として扱う決意を固めた。この機械工の話は、ハーマンミラーの伝説の一つとして語り継がれることになる。


1930年

1930年
他の多くの企業同様、ハーマンミラーも大恐慌の中で倒産の危機に直面する。会社を救う手立てを探していたデプリーが、ハーマンミラーのミシガン州グランド・ラピッズのショールームで、ニューヨークの家具デザイナー、ギルバート・ローディに出会う。伝統様式の家具から脱却し、アメリカ人の変わりつつあるライフスタイルとニーズに合った製品に注力するように、ローディがデプリーを説得。

1933年
ハーマンミラーはローディのデザインによる家具をシカゴの万国博覧会「Century of Progress Exposition」で発表。

1937年
D.J.デプリーはハーマンミラー・クロック・カンパニーの経営を義理の弟ハワード・ミラーに移譲し、社名をハワード・ミラー・クロック・カンパニーに変更。

1939年
ハーマンミラーがシカゴの Merchandise Mart ビルにショールームをオープン。


1940年

1942年
ギルバート・ローディのデザインした Executive Office Group (EOG) を皮切りに、ハーマンミラーはオフィス家具のマーケットに進出。EOG のモジュラー様式と多用性は、システムファニチャーの先駆けとなる。

ハーマンミラーのショールームがロサンゼルスにもオープン。

チャールズ&レイ・イームズが、アメリカ海軍から成型合板による脚用の添え木開発を受注。

1944年
ギルバート・ローディが死去。デプリーはデザイン部門の新しいリーダーとなる人材を探し始める。

1945年
ライフ』誌の記事でジョージ・ネルソンとそのデザイン「Storagewall」を見た D.J.デプリーは、ネルソンをハーマンミラーのデザインディレクターに迎える。

1946年
ネルソンのデザイン事務所が、ハーマンミラーの新しいコーポレートイメージとなる「m」のロゴをデザインする。

ネルソンプラットフォームベンチ発表。

イームズプライウッドチェア、プライウッドラウンジチェア、プライウッドフォールディングスクリーン、プライウッドコーヒーテーブル発表。

ニューヨーク近代美術館が「New Furniture Designed by Charles Eames(チャールズ・イームズによる新しい家具展)」と題した小展覧会を開催。単独の家具デザイナーの展覧会は同美術館初。

ネルソンとデプリーが、チャールズ&レイ・イームズ夫妻をハーマンミラーのデザイナーに採用。

1947年
ハーマンミラーが、イームズ夫妻による、高い評価を得たプライウッド製品を独占販売する権利を獲得。ミシガン州グランドヘイブンの Evans Products Company から権利を取得。製造権は引き続き同社が保持。

1948年
ハーマンミラー初のハードカバー版のカタログを出版、発売。ジョージ・ネルソンが執筆し、ネルソンの事務所がデザイン。このカタログはハーマンミラーの哲学、ビジネスとデザイン上の原則を明確に示した。家具のカタログが無料で配布されるのではなく、販売されたのは初めてと思われる。同カタログはコレクターズ・アイテムとなる。

ハーマンミラーが、イサム・ノグチのデザインによるガラスの天板を使ったコーヒーテーブルを発表。

1949年
プライウッド成型製品の製造場所がミシガン州グランドヘイブンの Evans Products から、ジーランドのハーマンミラーの製造拠点に移転。また、カリフォルニア州ヴェニスに、のちに イームズ・スタジオとなる新たな製造拠点がオープン。


1950年

1950年
ハーマンミラーがミシガン州の企業としては初めて、経営参加と利益配分のモデルであるスキャンロン・プランを採用。これ以降、ハーマンミラーとカール・フロスト博士の長期にわたる協力関係が始まる。ハーマンミラーの参加型経営に対するフロスト博士の指導は多年にわたる。

チャールズ&レイ・イームズのデザインによる、世界初のファイバーグラス製チェアをハーマンミラーが発表。イームズストレージユニットとワイヤーベーステーブル発表。

1951年
ハーマンミラーと、著名なカラリストでありテキスタイルデザイナーであるアレキサンダー・ジラードの多年にわたる協力関係が始まる。

イームズエリプティカルテーブル発表。

1952年
ジラードがハーマンミラーに新設されたテキスタイル部門のトップに就任。

ネルソンバブルランプ発表。

1953年
ジラードウォールペーパーと イームズハングイットオール発表。

1954年
ネルソンペデスタルテーブルと イームズソファコンパクト発表。

1955年
イームズストレージユニット販売終了。1998年に販売再開。

イームズプライウッドフォールディングスクリーン販売終了。1994年に販売再開。

ネルソンココナッツラウンジチェアと イームズスタッキング/連結チェア発表。

1956年
イームズラウンジチェア&オットマンがテレビ番組『The Today Show』で全米に紹介される。このチェアは、ハーマンミラーの品質と革新性を象徴する、きわめて顕著な存在となる。

ネルソンマシュマロソファ発表。

1957年
イームズプライウッドチェア、プライウッドラウンジチェア、プライウッドコーヒーテーブル販売終了。これらは1994年に販売再開。

ハーマンミラーがヨーロッパ市場で製品販売を開始。

1958年
ロバート・プロプスト、ハーマンミラーのリサーチャーに就任。

ハーマンミラー、ジーランドの本社社屋建設を開始。ジョージ・ネルソンが主席建築士に就任。カリフォルニア州ヴェニスに新プラント、サンフランシスコにショールームがオープン。

イームズアルミナムグループチェア発表。

1959年
垂直の空間を活用し、リビングスペースを開放する ネルソンコンプリヘンシブストレージシステム発表。


1960年

1960年
Herman Miller Furniture Company が株式会社となり、Herman Miller, Inc. に社名を変更。のちに Herman Miller Research Corporation となる Herman Miller Research Division がミシガン州アナーバーに完全子会社として創業。発明家であり教師でもあるロバート・プロプストが社長に就任。

イームズウォールナットスツール発表。

1961年
ハーマンミラーのテキスタイルとアクセサリーの販売店、Textiles and Objects Shop(T & O)がニューヨークシティにオープン。同店は1967年に閉店。

イームズハングイットオール販売終了。1994年に販売再開。

1962年
D.J.デプリーの息子、ヒュー・デプリーが Herman Miller, Inc. の社長兼 CEO に就任。D.J. デプリーは会長に就任。

イームズタンデムスリングシーティング発表。シカゴ・オヘア国際空港で採用。

1964年
ロバート・プロプストとジョージ・ネルソンが協同で、最初の アクションオフィス1 のプロトタイプ作りに着手。独立ユニットをグループ化したシステムで、のちのアクションオフィスシステムの原型。

イームズエリプティカルテーブル販売終了。1994年に販売再開。

ネルソンスリングソファー発表。イームズダイニングテーブル発表。

1965年
ネルソンマシュマロソファ販売終了。1999年に販売を再開。

1966年
150近くの販売代理店との契約により、ハーマンミラーは中央・南アメリカ、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ、アフリカ、中近東、スカンジナビア、日本へと販売先を拡大。

1967年
ネルソンプラットフォームベンチ販売終了。1994年に販売再開。

ハーマンミラーはスイスで、総プラスチック製の Panton チェアを発表。このチェアは1975年まで販売。

1968年
ハーマンミラーがアクションオフィスシステムを発表。パネルとそれに付属したコンポ―ネントからなる、世界初のオープンプランのモジュラーシステム。ロバート・プロプストによるデザインの アクションオフィス(のちに「AO」と呼ばれる)は、オフィスデザインに革命をもたらし、新しい業界につながる。

ロバート・プロプストの著作『The Office:A Facility Based on Change』出版。

イームズチェイス発表。

1969年
D.J.デプリーが会長職から引退。ヒュー・デプリーが新会長に就任。

Herman Miller, United Kingdom が創業。イギリスとスカンジナビア全域の販売とマーケティングを担う。

イームズソフトパッドチェア発表。


1970年

1970年
Herman Miller, Inc. が株式を公開。株券のデザインは イームズ・オフィスが担当。

ハーマンミラーの新しい社屋を英国のバースに開設。

1971年
ハーマンミラーはヘルス/サイエンスの市場に進出。ロバート・プロプストが1960年代に提唱したコンセプトを基にした Co/Struc システムを発表。

1973年
イームズソフトパッドラウンジチェア、イームズエグゼクティブテーブル、イームズセグメンテッドレクタンギュラーテーブルを発表。

ノグチコーヒーテーブル販売終了。1984年に販売を再開。

1974年
業界初の特急発送プログラム「Rapid Response」導入。

ドン・チャドウィックのデザインになる チャドウィックモジュラーシーティング発表。

1975年
大規模な展覧会「Nelson, Eames, Girard, Propst:The Design Process at Herman Miller(ネルソン、イームズ、ジラード、プロプスト:ハーマンミラーのデザインプロセス)」をミネアポリスのウォーカー・アート・センターで開催。

1976年
のちに Integrated Metal Technology となるStar Industries がハーマンミラーの子会社となる。メインサイトにビルディング C を増築。

ハーマンミラーが アーゴンチェアを発表、人間工学に基づくシーティングの新時代をもたらす。

ラルフ・カプランによる書籍『The Design of Herman Miller(ハーマンミラーのデザイン)』が Whitney Library of Design より出版。

1979年
ハーマンミラーがミシガン州アナーバーに Facility Management Institute を開設。ファシリティ・マネジメントという専門職の確立を支援。


1980年

1980年
ミシガン州ホーランドに新しいシーティングの工場を竣工。製造工場であったビルディング B をオフィススペースとして改築。

マックス・デプリーが会長兼 CEO に就任。

1981年
バーディックグループ発表。

V-Wall movable walls 発表。

廃材の焼却により電力と蒸気を発生させ、製造拠点であるメインサイトの100万平方フィート(93,000㎡)もの施設に供給する、ハーマンミラーのエネルギーセンターが稼働開始。

1982年
Tradex, Inc. がハーマンミラーの子会社となり、手頃なワークステーション、ストレージ、シーティングを提供。同社はのちに Phoenix Designs となり、さらに Miller SQA と改称。

可動式モジュラーウォールの製造会社 Vaughan Walls, Inc. がハーマンミラーの子会社になる。

1983年
持株制度導入により、ハーマンミラーの全従業員が株主となる。

1984年
ハーマンミラーの拠点が英国とフランスにオープン。

エクアチェア、イソスペースシステム、イームズソファー発表。

1985年
完全子会社の Milcare 創業。1971年に開設されたハーマンミラーのヘルス/サイエンス部門から派生。同社は1999年に Herman Miller for Healthcare と社名を変更。

Worldesign Congress(ワールデザイン・コングレス)がチャールズ・イームズを「今世紀最も影響力のあったデザイナー」に、アクションオフィスを1960年以降の「最も重要なデザイン」に選定。

韓国、マレーシア、オーストラリアに販売代理店開設。

Herman Miller Research Corporation が『The Negotiable Environment』を出版。

1986年
ジョージ・ネルソン死去。

特別仕様の製品を提供するため、Custom Choices Division を創設。

ミシガン州ホーランドに Design Yard の建設開始。

Scooter スタンド発表。

1987年
アクションオフィスが機能を強化して アクションオフィスEncore に(のちに アクションオフィス2と改称)。

ハーマンミラーの CEO にディック・ラックが就任。デプリー家以外の最初の CEO。

ニューハウスグループファニチャー発表。

1988年
レイ・イームズ死去。

マックス・デプリーの著作『Leadership is an Art』出版。

アーゴン2 チェアとイソスペースサポートキャビネット発表。

1989年
エクアチェアが『Time』誌の「デザイン・オブ・ザ・ディケード」アワードを獲得。

ハーマンミラーの社員が企業全体の環境プログラムを組織し、可能な限り多くの社員の参加を募る環境品質アクションチーム(EQAT)を結成。


1990年

1990年
Meridian がハーマンミラーの子会社になる。

ハーマンミラーはオフィス家具の製造業者としては唯一、熱帯雨林基金の創設メンバーとなる。このほかの創設メンバー企業は、Caterpillar、the Audubon Society、Bank of America など。

D.J.デプリー死去。

1991年
アクションオフィス3発表。

ハーマンミラーがマイノリティの人びとや女性が所有する企業の機会向上のための Supplier Diversity Program(サプライヤー多様化プログラム)を立ち上げる。

1992年
J. カーミット・キャンベルがハーマンミラーの5代目 CEO 兼社長に就任。いずれのポジションも社外からの就任は初。

Herman Miller UK が ISO 9002認証を取得。

1993年
ハーマンミラーが米国グリーンビルディング協会の創設メンバーとなる。オフィス家具製造企業では唯一の創設メンバー企業。

アレキサンダー・ジラード死去。

枯渇の恐れがあるローズウッドの代わりに、ハーマンミラーでは イームズラウンジチェア&オットマンの素材に、よりサステナブルなチェリー材とウォルナット材の使用を開始。

ハーマンミラーと Meridian が ISO 9001認証を取得。

ハーマンミラーの最初の Environmental Conference(環境会議)開催。

1994年
Herman Miller for the Home の立ち上げにより、ハーマンミラーは再び家庭用家具の市場に参入。新デザインに加え、1940年代、50年代、60年代のモダンクラシックのファニチャーを再発表。

Herman Miller GreenHouse(ハーマンミラー・グリーンハウス)が米国グリーンビルディング協会(USGBC)のパイオニア・アワードを受賞。Herman Miller GreenHouse で使われた基準が、USGBC の LEED (エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ) 認証プロトコルの基盤となる。

ハーマンミラーがメキシコの Righetti を買収、完全子会社化。

ハーマンミラーがミシガン州ホーランドで新しい Phoenix Designs ビルディング建設に着工。このビルは、のちに Miller SQA となり、1999年には Herman Miller GreenHouse となる。

ハーマンミラーが『Fortune』誌の米国でもっとも環境に配慮している10企業の1つに選定される。

ハーマンミラーが アーロンチェアを発表。同チェアをニューヨーク近代美術館が「20世紀のデザイン」コレクションに収蔵。

ハーマンミラーが地球環境への取り組みへのコミットメントにより、National Wildlife Federation(全米野生生物連盟)の1993年度環境アチーブメント・アワードを受賞。

1995年
ハーマンミラーのウェブサイト、www.hermanmiller.com 開設。

マックス・デプリーが取締役会より退任。J.カーミット・キャンベルが CEO を辞任。マイク・ヴォルケマが CEO に就任。

アーゴン3、エクア2、アンビチェア発表。

1996年
新しい Miller SQA(「シンプル、クイック、アフォーダブル」)の製造工場とオフィスを擁するビルディングが運営を開始。

アリオフリースタンディングシステムファニチャー発表。

1997年
ジョージア州アトランタに拠点を置く高品質の木製家具および椅子の製造企業 Geiger Brickel とハーマンミラーが戦略的な販売提携を結ぶ。

Fortune』誌がハーマンミラーを米国の家具関連企業の中で「最も賞讃される企業」に選定。10年間で9回目の選出。

1998年
Herman Miller for the Home が マイネケラグを発表、また イームズストレージユニットや、アレキサンダー・ジラードのデザインになるテキスタイルを使用したクッション、スクリム、テーブルランナーを追加し、モダンクラシックの製品群をさらに拡充。

ハーマンミラーが Passage ファニチャー、アーロンサイドチェア、アンビサイドチェア、Accents Collection 人間工学サポート製品群、CLT テーブルを発表。

Herman Miller International が ヴァーブフリースタンディングデスクシステムをヨーロッパで発売。

Miller SQA が リアクションワークチェアと アサイドサイドチェアを発表。

子会社であった Meridian、Milcare、Miller SQA、Coro、Performis が Herman Miller, Inc. に統合。Milcare は Herman Miller for Healthcare となる。

1999年
ハーマンミラーから キヴァコレクション、ケイパーチェア、Meridian 140シリーズ、160シリーズぺデスタルを発表。またネオコンで リゾルブシステムを展示。

Herman Miller for the Home が ゲッツソファを発表、ネルソンマシュマロソファを再発売。

アーロンチェアが『Business Week』誌と アメリカ・インダストリアルデザイナー協会(IDSA)より「デザイン・オブ・ザ・ディケード」賞を受賞。

ハーマンミラーが Geiger Brickel を買収。


2000年

2000年
スモールビジネス全般、特に成長著しいインターネット・ビジネスのオフィス家具のニーズに特化したオンライン企業、Herman Miller RED 創業。グローバル規模での経済状況の変化により、同社は2001年に閉鎖。

イームズプライウッドチェアが『Time』誌の「デザイン・オブ・ザ・センチュリー』に選出。

2001年
ハーマンミラーのリゾルブシステムがニューヨーク近代美術館の永久収蔵品に、またブルックリン美術館のコレクションにも追加される。

ユーザーが自分で仕事場の環境をカスタマイズすることのできる DOT(デザイン・オン・テキスタイル)プログラム開始。最初の対象製品は、リゾルブシステムのスクリーン。

2002年
ハーマンミラーの C-1コーポレートオフィスビルのリノベーションが LEED(エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ)グリーンビルディングのゴールド認証を取得。米国内でゴールド認証が授与されたのはこれで10番目。

ハーマンミラーが ポスチャーフィットを発表。人間工学に基づいたシーティングデザインの大きなブレイクスルーとなった技術で、健康に良い姿勢で体を支え、腰部の快適性を大きく改善。ポスチャーフィットテクノロジーは、ハーマンミラーの アーロンチェアでもオプションとして提供。全てのミラチェアには、パッシブポスチャーフィットを採用。

2003年
ハーマンミラーより ミラチェア発表。高機能で環境により配慮したワークチェアで、開発の初期段階から「cradle-to-cradle(ゆりかごからゆりかごへ)」の原理に基いて作られた、最初のオフィス家具。

Herman Miller MarketPlace がゴールド LEED 認定を取得。当時、ゴールド認証を得ていたビルディングは全米でわずか12棟。

2004年
ハーマンミラーのほとんどの製品が、グリーンガード室内空気品質認証を取得。

『Fortune』誌による年次調査で、ハーマンミラーが家具業界における「最も賞讃される企業」に選出。18年間で16回目の選出。また、同誌は、ハーマンミラーを全業種を通して「最も革新的」な企業に選定。調査対象となった600社近くの企業中、第4位。

ハーマンミラーが『ビジネス・エシックス』 誌の選ぶ「最良のコーポレートシチズン100社」に5年連続でランクイン。2000年の開始以来、毎年連続でランクインしているのはハーマンミラーを含むわずか29社のみ。

ブライアン・ウォーカーが社長兼 CEO に就任。

2005年
ハーマンミラーより、ジェローム・カルーソのデザインになる セラチェア発表。しなやかな成型ポリマーの「セル」とそれらをつなぐループからなるセルラーサスペンションが、体の動きを常にサポート。セラは「グリーン」エネルギーにより製造され、リサイクル材を33%使用し、素材の99%がリサイクル可能で、簡単なツールだけでわずか5分で解体可能。

Herman Miller Creative Office がハーマンミラー子会社 Sonare Technologies を設立し、Babble を発表。Babble は極秘の会話のための音声管理ソリューションであり、賞も受賞。

2006年
ハーマンミラー から リーフライト発表。高いエネルギー効率の良い LED (発光ダイオード) 卓上ランプ。特許技術により、光量や光の色温度(暖かみのあるトーンからクールなトーンまで)を調節可能。エネルギー消費量は13ワットのコンパクト蛍光灯よりもさらに40%削減。

ハーマンミラーが英国のチッペナムにヨーロッパ地区事業本部 VillageGreen を竣工。そのデザインにより、イギリス Building Research Establishment Environmental Assessment Method(BREEAM)の優良(Excellent)評価を取得。

ハーマンミラーから革新的なオープンプランのワークスペースデザイン、My Studio Environments 発表。ダグ・ボールがデザイン。マクダナー・ブランガート・デザイン・ケミストリー(MBDC)の「Cradle to Cradle(ゆりかごからゆりかごへ)」プロトコルと、ハーマンミラーの「環境に配慮したデザイン(DfE)」の基準に沿ってデザインされた、最初のオープンプランオフィスシステム。

ハーマンミラー子会社 Convia が創業し、代表的製品である Convia Programmable Infrastructure を発表。

リーフライトを、ニューヨーク近代美術館とクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館が永久収蔵品に選定。

2007年
ハーマンミラーが、中国とアジア圏で急激に拡大中の顧客層のニーズに応えるため、中国に工場2箇所と中国事業本部を設置。製造の拠点には寧波市、事業本部には中国最大の産業都市である上海を選択。

2008年
ハーマンミラーがシアトルを拠点とするヘルスケアファニチャー製造企業、Brandrud Furniture, Inc.を買収。

ハーマンミラーはジェフ・ウェバーと故ビル・スタンフのデザインになるエンボディチェアを発表。コンピューターの前に座って何時間も仕事をする人のために設計されたエンボディチェアは、身体の自由な動きをサポートし脳の活性化を促す初めてのワークチェアです。

Herman Miller International より、ダニエル・コーブのデザインによる センスデスクシステム発表。センスは、自立モジュール式の工具なしで組み立て可能なユニークなシステム。各コンポーネントが互いに噛み合って固定するようになっているため、素早く簡単に組み立て解体が可能。

2009年
ハーマンミラーより、Studio 7.5 のデザインによる セトゥーチェア発表。セトゥーチェアを作るすべての要素を徹底して検討し、スタジオ7.5 のデザイナー達はより少ない素材でより優れたパフォーマンスを得ることに成功。

ハーマンミラーが、ハーマンミラーのパフォーマンスシステムの提供を販売代理店に対して開始。これにより、顧客は設置時間を40%短縮。

Wiremold 製品を販売する Legrand North America との提携で、Wiremold の天井および床面の電源ユニットに Convia 製品を組み込む。これが Convia 商品化のターニングポイントとなる。

ハーマンミラーが、ウィスコンシン州シボイガンに拠点を置く、高品質で先端技術を有するヘルスケアファニチャー製造業者、Nemschoff, Inc.を買収。


2010年

2010年
ハーマンミラーより、イヴ・ベアールのデザインによる セイルチェア発表。手頃な価格で革新的なデザインを実現。すべてのコンポーネントが最低限必要な形にまで削ぎ落とされ、最少の素材で最高のパフォーマンスを提供するチェア。

ハーマンミラーが、全施設で使う燃料のすべてを再生可能なエネルギーで賄う、家具業界では初めての、また世界でもごく稀少な企業の1つとなる。これにより、カーボン・ニュートラル50%を実現。

ハーマンミラーが、ロンドンを拠点とする人間工学ワークツールのデザイン、製造、流通で世界をリードする企業 Colebrook Bosson Saunders(CBS)を買収。

ハーマンミラーが、研究成果に基づき、業界をリードする人間工学に基づいた製品群の包括的なポートフォリオ Thrive を発表。Thrive は、健康にプラスとなる製品と、その適切な使い方を組み合わせ、顧客にトータルな人間工学上のソリューションを提供。

ハーマンミラーの Supplier Diversity program(サプライヤー多様化プログラム)が20周年を迎える。マイノリティの人びとが所有する事業に対するハーマンミラーの2010会計年度の支出は、支出全体の14.5%を占め、多様化への取り組みで米国をリードする企業と同水準を達成。

ハーマンミラーが、ジャンフランコ・ザッカイと Continuum のチームによるデザインの患者用スペース Compass システム発表。Compass システムは壁面に取り付けるハングタイプのコンポーネントからなり、機能性、感染制御、医療従事者にとっての使いやすさと安全性のすべてにおいて、すぐれた先進性を実現。

2011年
ハーマンミラーが Canvas Office Landscape を発表。ダグラス・ボールとジョーイ・ルイターの初期のデザインを、複数のデザイナーにより発展させ、最近ではニューヨークの CDS のジェフリー・バーネットとニコラス・ダージェイックが参加。Canvas が、あらゆるタイプの組織にも、どのようなインテリアにも適用できる、選択、調和、つながりを提供。

ハーマンミラーが、アジア地域の高品質オフィス家具製造で業界をリードする POSH 買収に合意。2社のブランド統合により、アジア太平洋地域において最も幅広い製品ポートフォリオのひとつが実現。

ハーマンミラーが、米国およびカナダでの Magis および Mattiazzi 製品の独占代理店となる。この2つのイタリア企業は、独自のデザインと先進的な技術で知られている。Magis と Mattiazzi 製品により、インドアとアウトドア両方の協同作業スペースへのファニチャーの選択肢を充実。

『Merchants of Virtue』出版。フリージャーナリストかつライターのビル・バーチャードが、ハーマンミラーの地球環境への取り組みと努力をストーリー化。

ハーマンミラーが MASS Design Group と提携し、ルワンダとハイチでの人道的ヘルスケアプロジェクトに対して、リソースと従業員サポートを提供。

2012年
ハーマンミラーが、オーセンティックなモダンデザインの包括的な新しいポートフォリオ、ハーマンミラーコレクションを再開。ボードルームからバックヤードまで、さまざまなセッティングで最適な環境を作り出すコレクション。1948年にジョージ・ネルソンが考案したオリジナルコレクションからヒントを得てリニューアルされたポートフォリオは、「モダンリビングに必要な条件をすべて満たすためにデザインされたパーマネントコレクションの継続した制作」を体現。

ハーマンミラーがアジアのオフィス家具メーカーPOSHの買収を終え、幅広い製品デザインおよび中国各地への流通機能を加えながら海外拠点を拡大。

2013年
ハーマンミラーが、ニューヨークを拠点に商業、ヘルスケア、住居用の各インテリア向けに高品質なテキスタイルをデザインおよび販売する世界的メーカー、Maharam Fabric Corporationを買収。

ハーマンミラーより、高機能シーティングの最新進化形ミラ2 ワークチェア発表。ミラ2はさらに無駄を省いて軽量化され、座る人と一体となって動き、非常に小さな動きに対してもダイナミックにサポート。

イームズオフィスとのコラボレーションを受けて、ハーマンミラーコレクションにイームズファイバーグラスシェルチェアを復活。素材の化学的特性と製造工程について環境に配慮した現代の最先端技術を利用し、クラシックなチェアに工夫を凝らした。

ハーマンミラーが、人と仕事の新たなランドスケープとの間に関係性をつくるオフィスデザインの新たなビジョン、Living Officeを発表。Living Officeは、仕事がはかどるためのツールや製品を人間中心に統合して、より自然で望ましい、生産的な働く環境を創出。

ハーマンミラーより、Industrial Facilityのサム・ヘクト&キム・コリンのデザインになるLocale発表。Locale は、オープンプランのオフィス環境にダイナミックで機能性の高いワークスペースを創出。

ハーマンミラーが、デスク、ストレージ、シーティングで構成された、会話から作業へと自由に行き来できるシステム、Public Office Landscape発表。イヴ・ベアールとfuseprojectの彼のチームがデザインしたPublic は、個人のデスクも含めたオフィスのすべての部分をコラボレーションの場に変えます。

2014年

ハーマンミラーが、50年以上にわたり環境に関する知識やコミットメントを結集した、新たな持続可能性戦略、Earthright(アースライト)を発表。Earthrightには、全施設での廃棄物ゼロの達成や水使用量の50%削減、エネルギー強度の50%削減など、いくつかの十年計画の目標がまとめられている。

ハーマンミラーが、ヘルスケアの環境に対する人間中心アプローチのモジュール、Healthcare Living Officeを発表。医療制度の中で従事する介護士が、方法やツール、スペースを利用者に合わせてカスタマイズできる。

ハーマンミラーがスタンディングデスクの新製品Renewを発表。働く場所でより活動的かつ健康的にいられるよう、様々な動きをサポート。

ハーマンミラーが、モダンなデザインを生み出す北米最大級の一流小売店Design Within Reach(DWR)を買収。これにより、販売網を戦略的に拡張させる取組みが推進。

ハーマンミラーが環境製品宣言(EPD)を発表。インテリアデザイナーと消費者が製品の持続可能な情報を得られることで、その情報に基づいた購買決定が可能となる。

2015年

ハーマンミラーの Supplier Diversity program(サプライヤーダイバーシティプログラム)が25周年を迎える。ハーマンミラーは、マイノリティおよび女性が経営するサプライヤーに15%以上支出し、ダイバーシティへの取組みで米国をリードする企業と同水準を達成。

ハーマンミラーが、ニーズの変化によって環境を柔軟に変えられる機能的なアクセサリーをもつモジュラーシステム、Metaform Portfolioを発表。革新的な最新の素材を使ったMetaform blockは、豊富に存在し耐環境性に優れたリサイクル可能な素材から製造。

ハーマンミラーが、イギリスに170,000平方フィート(約16,000平方メートル)の製造およびオフィススペース、PortalMillを開設。新施設によって、イギリスをはじめヨーロッパおよび中東における会社の効率性と流通機能を強化。

2016年

ハーマンミラーがニューヨークに、初めて全製品を取り扱う旗艦店をオープン。小売、ショールーム、オフィススペースからなる60,000平方フィート(約5,600平方メートル)のスペースは、北米初のハーマンミラー直営店であり、2016年末にオープン予定。

ハーマンミラーが、ファブリック張りのソフトシーティングやその他コラボレーションのための製品を専門とする英国拠点のnaughtoneとの戦略的提携を発表。この提携により、ハーマンミラーの製品ポートフォリオが拡大するだけでなく、製造と製品開発も世界的に拡大。

ハーマンミラーより、forpeopleのデザインによるKeyn Chair Groupを発表。座る人の動きと姿勢の変化に合わせてサポートし、自然な心地よさをもたらすダイナミックな会議用およびサイドチェア。

ハーマンミラーが、オフィスのいたるところでコラボレーションできる環境をつくる一連の製品群Exclaveを発表。ContinuumのデザインによるExclaveは、コラボレーションをうながすエコシステムで、環境や家具、ツールを統合することで、チームに優れたパフォーマンスをもたらす。

Nemschoffが、かつて同社の家庭用製品だったミッドセンチュリーのデザインにヒントを得た、Nemscheoff Classicsの大規模な拡大を発表。Nemschoff Classicsは、業界をけん引するNemschoff自体を体現しており、あらゆる層に快適な居住空間を提供。