2014年6月11日

現代的デザインのグローバルリーダーが新しい洞察とツール、家具を提供し、組織にユニークな仕事の環境風景を創りだすことを可能にする

2013年、ハーマンミラー(Herman Miller)はLiving Office(サービスマーク、リビングオフィス、http://www.hermanmiller.co.jp/living-office?utm_source=PR_News_Wire&utm_medium=PR&utm_content=body&utm_campaign=2014_06_living-office )構想を発表した。今日的なオフィスデザインへのアプローチで、悟りの域に達した、人間がより中心におかれたフレームワークである。企業が受け継ぐべきリーダーシップを現代的仕事場の中に継続しながら、Living Officeは、個人と組織のユニークな目的、キャラクター、アクティビティーに合うようにしながら、すべての人々にとって根本的な「したいこと」と「必要なこと」に対応する。最終的にハーマンミラーのLiving Office が求めるものは、より自然で望ましい仕事場であり、すべての人々にとって、より大きなコネクション、創造性、生産性、繁栄を可能とするインスピレーションである。

このリリースに関連したマルチメディア資料は以下のサイトをクリック: http://www.multivu.com/mnr/7242951-herman-miller-brings-living-office-life-new-insights-tools-furnishings

Living Office立ち上げのモメンタムに基づいて、ハーマンミラーは今週、団体・組織が自分たち自身のLiving Office を導入するための新しいツール、情報、ダイナミックな新しい家具デザインを発表する。

▽場所の力
Living Office では、場所は団体・組織のユニークなカルチャーと目標達成のための戦略的なツールのパワフルな表現である。適用されるデザインの原則は、すべての人間のための基本的ファクターとしてスタートする。そしてすべての個人と企業は異なる職責を果たすため、診断用ツールはそれぞれのユニークなクオリティーに焦点をあてる。

▽人の体験がすべての基本
Living Office はすべての人々が職場で直感的に求めるものを理解することから始まる。人々とビジネスが繁栄できるオフィスを創りだすためには、ハーマンミラーは組織が認知とフィジカルなニーズのみならず、個人とグループの経験とモチベーションを調和させるスペースを開発しなければならない、と信じる。また人の体験をモデリングしたLiving Officeツールは、これらの諸側面における自然なインターラクションから成る。

▽ヒューマン・モチベーション
ハーマンミラーは6種の重要な労働モチベーションを同定している。独立したエキスパートと、企業自身の一次的リサーチからでそれぞれが個人、グループ、認知、それにフィジカルな体験を考慮する。

  • セキュリティー:人々は健康で安全、親密で競争力のある状態を望んでいる
  • 自立性: われわれは行動と決断でごく自然に自由を望んでいる
  • 所属:人は他の人々に対して意味のある関係構築を求めている
  • 達成: われわれは卓越性を求め、その達成にプライドをもつ
  • 地位:われわれは自分たちの貢献が正当に評価されることを求める
  • 目的意識:人々は意味のある差異を求めている

ハーマンミラーのグレッグ・パーソンズ氏(Greg Parsons、Herman Miller's Vice President、New Landscape of Work)は次のように語っている。「今日、技術の力によってどこでも働けるようになった。それなら会社に出勤する意味は一体どこにあるのだろうか。Living Officeが目標としているのはミュージシャンの舞台やレコーディングスタジオにあたるものを知識労働者に提供する-つまり人々が最高のパフォーマンスを発揮できるように最適化した環境を提供することである。人々のモチベーションを深く理解することと、スペースデザインにおける必然的帰結によって、Living Office はパフォーマンスと満足度を高める」

ハーマンミラーには研究に基づいた例があり、6件の要件がオフィスのデザインにどのような関連があるかが例証されている。ハーマンミラーが全世界で行った個人の好みと特性に関する調査によると、コネクションや所属がモチベーションの源になっていると答えた回答者は、自身のアイデンティティーとオーナーシップをサポートする職場における「個人用オアシス」を好むと答えている。また職場の環境として、職場らしく見えない環境を求めており、むしろ家庭のように感じ「カジュアルとフォーマルとの間」、「チームスペースを反映し」、「インターラクションを可能にし、奨励する」などとの回答にわたっている。

同じ全世界を対象とした調査では、意味があり興味をそそる仕事がモチベーションの源だ、と答えた回答者は「新規事業を開拓する自由」や「異なったパースペクティブや視点」を提供する「忙しい、インタラクティブ」な職場環境に好感を示している。目の前にある仕事にベストを尽くす職場のセッティングを選ぶオプションを提供することは、自立への欲求をサポートする。

▽目的と個性
それぞれのLiving Officeは事業の目的と優先度の理解に依存にしている。ハーマンミラーの目的の定義は、個々の組織が世界へ何を提供し、その報酬として何を期待するかにある。事業の優先度は、人材採用や革新の促進といった目的の達成を助けたり、妨げたりする事柄である。

個性とは個人や組織を他との比較ではっきりと識別できる価値観や特質の明瞭な組み合わせだ。Living Officeは組織の個性について議論を深めるため、さまざまな特性を8つの二元性に当てはめる。それは継続と採用、統一と多様、フォーマルとカジュアル、クローズとオープン、現実と仮想、ローカルとグローバル、独立と依存、指示に従うことと自分で決めること、である。

個性を表現する職場は人々を共通の目標や願望の下で団結させることを助けると、ハーマンミラーは考える。それぞれの個性に沿ったさまざまなスペースを設けることが、バイタリティーや有用性の雰囲気を醸し出す。

▽活動
組織やチーム、個人の働き方はすべて異なる。このためハーマンミラーは、仕事を構成するユニークな作業への理解と対応が、それぞれのLiving Officeの設計に不可欠だと考える。同社のModes of Work研究と関連するSettingsは、人々が働く1日のニーズの全局面を明確にしサポートする。

▽ナレッジとツール
ハーマンミラーは世界の多くの主要研究者やサブジェクトエキスパート、デザイナーと協力し、前向きのビジョンを支えるために、こうした新しい知識と関連するサービス、製品、技術を導入している。

Locale
英国のサム・ヘクト氏とキム・コリン氏が設計したLocaleは、共同作業と単独作業、着席と立ち席の切れ目ない移行を可能にするシステムによって、オフィススペースの活用と管理を向上させた。視覚的また物理的な障害物を取り除き、オープンなオフィス空間の構造スケールを緊密な区域に組み込むことによって、Localeは人々が仕事に専念でき、同僚との交流することを可能にした。サム・ヘクト氏とキム・コリン氏はLocaleの設計過程で、自身のオフィスをインスピレーションで創り上げた。そのインスピレーションとは、エネルギッシュな国際空間に見られる異なった作業スタイルや動きを共存させる極めて効率の高いスペースだった。その設計概念は騒々しい英国の目抜き通りであり、そこでは地域のさまざまな活動やサービスが緊密な空間で行われ、コミュニティーと都市へ直接的かつ効率的に貢献している。

▽Public Office Landscape(パブリックオフィス景観)
Publicは、個人のデスクを含めたオフィスのあらゆる部分を大きな協力の場に作り替える。イブ・ベハール氏とfuseprojectの設計により、デスクと移動空間、グループ空間のすべてを統一したデザインにすることで、通常業務を支援し、くつろぎを感じる世界初のオフィスシステムとなった。視覚的に一体化され、ボードや保管スペース、座席の各モジュールは、共同作業と単独作業の流動的な移行を可能にした幅広いセッティングに対応している。Publicシステムの中心部分であるSocial Chairは新しい人間工学に基づき、機能的で耐久性のある軟らかな椅子で、さまざまな人がいろいろな姿勢で利用できる。Publicはデスク、グループ空間、さらにはオフィス全体で仕事を推進する目的意識の強い交流を促す新しいオフィス空間のプラットフォームである。

▽すべてのためのLiving Office
Living Officeは個人や組織に仕事の新しい景観に取り組む戦略を提供する。人々とその情熱を最優先することで、なぜ、いかに、どこで作業が発生するのかを考え直す手段となり、われわれ人間が負債ではなく資産であることを認識させる。Living Officeは誰のためではなく、それぞれの人のためであり、すべての人に繁栄をもたらすものだとハーマンミラーは強く訴える。

▽ハーマンミラー(Herman Miller)について
ハーマンミラーの感動的なデザイン、創造的な技術、戦略的なサービスによって、人々は素晴らしいことを成し遂げ、組織は本領を発揮することを助ける。受賞歴のある同社の製品とサービスは、2013会計年度に約18億ドルの売上高を生み出した。ハーマンミラーのデザインは世界中の美術館にある永久保存のデザインコレクションに収蔵されており、その一方で、革新的なビジネス手法と社会的責任に対するコミットメントによって、ハーマンミラーは認められた世界リーダーとしての地位も確立することができた。ハーマンミラーはDow Jones Sustainability World Indexの構成銘柄に含まれた。同社の株式は銘柄シンボルMLHRでNASDAQ Global Select Marketで取引されている。 ソース: Herman Miller, Inc.