デザイナー: チャールズ・ウィルソン

Carafe Table

ミディアムウッド仕上げと黒い脚を備えた長方形のCarafeテーブル。

考え抜かれた収納を備えた多用途のテーブル

黒い脚と黒い脚を持つ長方形のCarafeテーブル。

カラフ・ダイニングテーブル

仕事、遊び、創作、打ち合わせ、ゲストとのディナーなど、チャールズ・ウィルソンがデザインしたカラフテーブルは様々なアクティビティに幅広くお使いいただけるテーブルです。仕事にも来客のおもてなしにもフレクシブルに対応する魅力的なテーブルと考え抜かれた収納機能を備えたカラフは、アーバンライフのあらゆるシーンで活躍します。皆が集う伝統的なダイニングテーブルに変わる、新しい概念を創造します。

柔軟な機能

アーバンライフを象徴するコンパクトなアパートメントでは、あらゆるスペースとテーブルを有効にそしてフレキシブルに使うことが求められます。このニーズに応えるためにキッチンテーブルと仕事用デスクの機能を融合してデザインされたカラフテーブルは、仕事と食事のシーンをスムーズに切り替えることができます。スマートなドロワーには、ケーブルやカトラリー、書類や食事用のリネンなどの多様な小物類を便利に収納できます。ドロワーにある切り込みを通して、デバイスをすっきりとコンセントに接続できます。テーブルの名前の由来となった、皆に飲み物を注ぎ分ける水差しのように、このカラフテーブルは、家族や友人が集う際の楽しい気分を体現しています。

黒いCarafeテーブルと黒いMirra 2オフィスチェアと2つのEames Molded Wood Chairsが備わった住居の設定。
ブラックCarafeテーブルの上に充電しているスマートフォンとラップトップコンピュータ。

都会の生活に最適な多彩なデザイン

オーストラリアのシドニーを拠点に活躍するデザイナーのチャールズ・ウィルソンは、カラフをデザインする時、自分の暮らし方と働き方について考えました。「私の都心のアパートメントで、最も良く利用する家具はダイニングテーブルで、生活のすべての作業の中心です。平日は静かな窓から港を見渡せるワークステーションになり、集中してデザインを仕上げることができます。週末になるとダイニングテーブルは家族と友人の集まる憩いの場となり、みんなで 一緒に料理の準備やカクテルを作り始めます。」

建築的なデザイン

デザイナーのチャールズ・ウィルソンは東南アジアを訪れた際に、ベトナムの伝統的な木材で作られた釣り小屋にインスパイアされカラフテーブルのデザインを思いつきました。 カラフテーブルは背が高く細身でまるで支え木の上に設置されるベトナム様式の釣り小屋のようなフォルムをしています。テーブルの両側から開閉可能な幅が広いドロワーは、事務用品や食卓用品をしまっておくのに最適です。また引き出しの両サイドにあるシェルフにも収納することができます。ウィルソンは次のように語っています。 「優れたダイニングテーブルとは、実用的なワークデスクから、エレガントなもてなしのテーブルへと、スムーズに変化できることが条件です。また、書類やディナーで溢れている時も、物がほとんど、あるいはまったく載っていない時と同じように、美しく見えなければなりません」

ミディアムウッド仕上げのCarafeテーブルの部分図で、メインの引き出しが開いています。
ミディアムウッドCarafeテーブルのメインの引き出しは、充電スマートフォンや他のアイテムを明らかにするために開いている。

ツールとしてのダイニングテーブル

テクノロジーは現代の9時-5時という就労時間の常識から人々を解き放ち、働きたいときに働きたい場所で 働けることを可能にしました。この現実を考慮したデザイナーのチャールズ・ウィルソンは、都会生活のニーズに効率良く対応できるテーブルが必要だと考えました。彼はこう言います。 「完璧なダイニングテーブルなど存在しませんが、良いデザインとは私たちの生活において必要とされる要素を反映した形だと考えています。このカラフテーブルは、現代の多様な働く環境や家族のライフスタイルに応じたデザインと機能を兼ね備えており、ダイニングテーブルをツールとして捉えています」

「私は、性格上、何でもデザインしたいのです。」

チャールズ・ウィルソンについて

製品デザイナーCharles Wilson