Living Office
デザインヤード
ハーマンミラーが社員のためにどのようにLiving Officeを作ったのかをご覧ください。
ハーマンミラーは、働く環境、特に私たちが「ホーム」と呼ぶ場所に、ユニークで人間らしい視点をもたらしています。私たちは、ネットワーク ― 素晴らしいことを可能にしてくれるネットワークこそがこれからの未来だと信じています。私たちは、このネットワークを社内外、国内外に構築しています。
この取り組みをさらに追求するために、ウェストミシガンにある私たちのホーム「デザインヤード」を、優秀な社員とそのネットワークをサポートする場所に変えるためのプロジェクトに着手しました。私たちの考えるデザインヤードとは、コミュニティと目的を共有する意識を持って人々がより近づける場所、そして最も有意義な仕事ができるようにモチベーションを与える場所です。
活気あるダイナミックなランドスケープの中心に位置する「プラザ」は、皆が集まって組織の持つ活力を体験する場所です。
クラシックとコンテンポラリーデザインの遊び心にあふれたコンビネーションが、スタッフに交流や対話、そして仕事のための多彩な場を提供しています。
クラシックとコンテンポラリーデザインの遊び心にあふれたコンビネーションが、スタッフに交流や対話、そして仕事のための多彩な場を提供しています。
私たちは、e-ビジネスチームのスペースを「クラブハウス」と呼んでいます。作業の間に自由に動くことが可能な、多様な個人・グループ用のスペースを配した共同作業空間です。
ブランドデザインチームの「ハイブセッティング」では、各チームメンバー用のチェアがあり、また個人の仕事を同僚のすぐ近くで行うための場所もあります。
皆が集まれる長いデスクは、個人の作業と、共同作業をするのにも十分なスペースを提供しています。
周りの収納壁には私物や仕事用のツールをしまうことができます。
リサーチとプランニングにより、仕事と交流をサポートするスペースを認識し、それらを最適化することができました。私たちはこれらのスペースを「セッティング」と呼んでおり、ここにはコミュニティのための環境、グループ活動、個室のミーティングスペース、そして1人で集中するためのスペースがあります。
そしてこれらのセッティングが、活気あふれるまちと同じように、選択肢を与え、コミュニティを育成することで、皆が力を発揮できるよう、私たちの新しいオフィスランドスケープを構成しているのです。人々は、何が出来るか、どこへ行けるか、そこにあるものが何のためにあるのか、なぜそうなっているのかをすぐに理解することができるのです。
この「コーブセッティング」では、グループスペースが北米マーケティングチームの個人のワークステーションに隣接しており、すぐに集まって一緒に作業できるようになっています。
どのミーティングスペースのデザインにおいても、リモートで働く人への配慮が重要です。
3つの半個室で構成される「ヘイブンセッティング」は、プラザのそばにあり、私用の電話をかけたり、仕事中に息抜きできる場所を提供しています。
コンテンツのプレゼンテーションをサポートするためにデザインされた、この囲まれた空間の「フォーラム」は、出席者全員が注目できるポイントを提供しています。
プラザの近く、人通りの多い場所に配置されたカウンターの高さのジャンプスペースは、カスタマーエクスペリエンスチームを始めとするスタッフにとって、アポイントメントの合間の作業場所となっています。
プラザ近くのライブラリは、プライバシーや集中といった個人のニーズに対応しています。
変更は避けがたいことであり、それが私たちがデザインヤードを進行中の実験と考えている一番の理由でもあります。仕事とワークプレイスに関する私たちの理論に磨きをかけるために、実際に使っているプロトタイプなのです。私たちは、スペースの利用と観察研究を含むユニークなツールを利用して、スペースの有効性を検証し続けます。この進行中の研究により、私たちは、効果的なデザイン要素を理解でき、改善のチャンスを特定することができるのです。
デザインヤードを改善し続けることは、私たちの仕事上の経験に大きく貢献してくれることでしょう。ここは常に、ハーマンミラーの製品が生き、私たちがそのポテンシャルの大きさを改めて理解する場所でもあり続けるのです。
教育グループのスペースの横にあるカウンターと同じ高さの長いデスクは、ちょっとした打ち合わせやブレインストーミングセッションにぴったりのスポットです。
このテクノロジーに対応した個室のミーティングスペースでは、見通し良く、情報を共有できます。
エグゼクティブリーダーシップチームのスペースは、すぐ近くで作業でき、共同作業や意思決定を促します。
デザインヤードの構成要素、アートワーク、そしてその成果は、私たちの今までの実績、創造力、そしてデザインに対する人間中心のアプローチを視覚的に表現しています。
エクゼクティブ全員が一つの場所で働いているため、通常何週間もかかる決定が今では短い会話で決まるようになりました。
チームが集まる必要があるときは、「コーブ」へ移動します。快適なシーティング、ホワイトボード、そしてチームが情報を共有できるテクノロジーを兼ね備えたセッティングです。
エグゼクティブリーダーシップチームのスペースの外では、同僚がWard Bennettがデザインしたスレッドチェアに座っておしゃべりを始めます。
撮影:Mark Mahaney