フォルムと機能性を1つに
アサリの紹介
バランスの美

ハーマンミラーのアサリチェアは彫刻的なフォルムと日常の機能性、布張りと人間工学、静穏と顕著といった二元性を追求したチェアです。人間工学に基づくワークチェアの性能を、心地よさと美しさを兼ね備えたフォルムで実現しています。

ハーマンミラーのハイトアジャスタブルアーム付きアサリチェア8脚(すべてのカラーフラッドオプション)。ハイバックチェア5脚とミッドバックチェア3脚。
ハーマンミラーのハイトアジャスタブルアーム付きダークブルーレザーのハイバックアサリチェアの詳細ビュー。

デザインの背景

深澤直人がデザインしたこのチェアには、「喜びを呼び起こし、新しい形を作り、最終的には次の布張りのアイコンとなる」という明確な目標があります。人、環境、そして椅子の関係性を考えた深澤は、身の回りの世界にこそに「インスピレーション」があると考え、まずはその名前に目を向けました。「アサリ」の丸みを帯びたエッジと彫刻的なパーツは、このチェアに擬人的な個性を吹き込んでいます。デザインのビジョンを示すために深澤とチームが手作業で作り上げた彫刻的なプロトタイプは、川石の滑らかで心を落ち着かせるような石の表面と、シンメトリーなマカロンに感化されています。

デザイナーが描く彫刻的なビジョンとフォルムを実現するには、当社の開発チームが、チェアを組み立てる方法を新しく生み出す必要がありました。そこで開発チームは、すっきりとした縫製と外観を確保しながら、ハーマンミラーの厳しい基準を確実に満たしつつ、チェアのフォルムを実現するための新しい製法を考案しました。

その結果、フォルム、縫製、曲線一つひとつにこだわって丁寧に作り上げられたデザインが生まれ、このチェアはまさに、家具のアイコン的な存在となりました。

初のパートナーシップ

深澤が求める高さのあるフォルムと、信じられないような柔らかさをアサリで実現するために、ハーマンミラーはマハラム社と提携して、チェアの個性に合った3つの素材Meld、Luce、Stow Leatherを厳選しました。ハーマンミラーのオフィスチェアで、このように焦点を絞って提携するのはこれが初めてです。

Meldは、蛍光糸を目の詰んだバスケット織りにした明暗差のある表面の揺らぎが特徴的な、普遍的な魅力を備えた多用途のテキスタイルです。ウールのような見た目と感触のMeldは、主に消費後のリサイクルポリエステルでできています。

イタリアで織られたLuceの豊かなパレットの元になっているのは、ヨーロッパ各地で調達した衣料品の消費後リサイクルウールです。オフセットあや織りによる表面のシボが、さまざまな色が混ざったLuceの毛糸の深みを際立たせています。

マハラムデザインスタジオの素材専門家の指導のもと、北イタリアのなめし革工房専門店で調達されたStowは、より自然な状態の本来の革の美しさを備えています。Stowはコンパクトな形状で手触りが柔らかなので布張りが行いやすく、保護トップコートにより汚れにも強くなっています。

複数の色が折り重なった状態のマハラムのLuce、Meld、Stowレザーの見本。
ハーマンミラーのハイトアジャスタブルアーム付きアサリチェア3脚。このグループには、ライトブラウンのミッドバックチェア1脚、イエローのハイバックチェア1脚、ブラックレザーのミッドバックチェア1脚が含まれます。
カラフルで個性的
深澤の彫刻的なビジョンに命を吹き込み、アサリのフォルムを本当の意味で活かすために、考え抜かれた「カラーフラッド」のアプローチを採用。他のチェアで使用されているディップインカラーアプローチを進化させて8色のパレットを厳選し、チェアに個性をもたらします。このパレットでは、ブラックレザーのトラディショナルな色合い、リッチなココアベーシックカラー、マリーゴールドの鮮やかでポップな色がバランス良く組み合わされています。カラーフラッドオプションを選んでも、よりトラディショナルな色の組み合わせオプションを選んでも、あなたの空間にぴったりの色が見つかるはずです。
ライトブラウンのハイバックアサリチェアに座るデザイナーの深澤直人。

チェアは、ほほ笑みかければ、ほほ笑み返してくれます」

深澤直人について