デザイナー: Charles & Ray Eames

Eames Hang-It-All

Eames Hang-It-All収納ラックには、ブラックワイヤーフレームと中仕上げのウッドノブが装備されています。

どこでも実用的

Eames Hang-It-All収納ラックの斜めから見た図で、白いワイヤーフレームと中仕上げのウッドノブが特徴です。

イームズハングイットオール

Charles & Ray Eames夫妻は、ごくありふれたコートラックを、このハングイットオールで独創的で楽しいものへと変えました。オリジナルはホワイトワイヤーのフレームにマルチカラーのボールが付いているデザインですが、洗練された遊び心のあるデザインはそのままに、素材やカラーのバリエーションを拡大しています。

壁やその他の構造物に取り付けられるラックのワイヤーフレームを作るため、Charles & Ray Eames夫妻とイームズオフィスは、既に開発していたワイヤー溶接の大量生産技術を適用しました。フレームは耐久性の高いパウダーコーティング仕上げで、カーブの各先端には無垢材のボールがついています。今でも斬新なデザインとの呼び声が高いハングイットオールは、実用的な芸術作品です。

デザインストーリー

Ray Eamesは子ども向けのおもちゃや家具を数多くデザインしました。 1953年に発売されたイームズハングイットオールもその一つで、これはチグレット・エンタープライズ社のプレイハウス部からの依頼を受けて製作されたものです。なぜ子ども向けのデザインをしていたのでしょうか? イームズ夫妻が子ども向け製品を設計したのは、自分の孫や友人の子どもたちに与えたい、という純粋に個人的な理由からでした。

Eames Hang-It-All収納ラックの部分背面図で、白いワイヤフレームと多色の木製ノブを示しています。
男の帽子は、隣り合う2つのEames Hang-It-All収納ラックのうち、白いワイヤーフレームと多色のつまみのどちらかで引っ掛けます。

成型プライウッドを用いた動物、子供用の椅子やテーブル、厚紙や紙を材料につくった手の込んだ仮面、色鮮やかなおもちゃの積み木などと同様、イームズハングイットオールもまた、夫妻の家具デザインと同じ、考え抜かれたデザインです。ハングイットオールのクモの巣のようなフレームは、イームズ夫妻がワイヤーベーステーブルやワイヤーチェアのために開発した、溶接ワイヤーの量産技術が活かされています。

「普段私達の周りにある何気ない物に感謝して初めて、芸術を味わうことができるのです。」

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製品デザイナーRayとCharles Eames