グローブの柔らかさ

イームズラウンジチェア&オットマンは、体を包み込むような快適性のために生まれました。

ブラックレザーEamesラウンジチェア、前面から見た黒い殻。

暮らしのためのデザイン

二人でチェアについて思い描いたとき、「一塁手のミットのように温かく包み込むような外見」を持つデザインにしたかったと、チャールズは言いました。チャールズとレイの家には、さまざまな友人や同僚が訪れました。 ラウンジチェアやオットマンも、座る人を招き入れるような快適さを備えたものにしたいと考えられました。

そしてイームズラウンジチェア&オットマンは、1956年に全米のテレビでデビューを飾ったのです。チャールズ&レイ・イームズは、アーリン・フランシスが司会を務めるNBCテレビの番組「ホーム」に出演しました。そしてそのデザインとデザイナーの両方はたちまちスターの座に躍り出たのです。ラウンジチェア&オットマンは非常に有名なりましたが、それでもなお夫妻は、手作りのディテールにこだわり続けました。 そしてそれが今でもこのクラシックな本物の輝きを際立たせているのです。

居住環境にある白い革のEamesラウンジチェアとオットマンの3/4後部の眺め。
Eames Lounge Chair and Ottomanでリクライニング中に新聞を読んでいる男のヴィンテージ・モノクロ写真。

批評家が絶賛

ニューヨーク近代美術館(MoMA)やシカゴ美術館のパーマネントコレクションに選ばれたのをはじめ、チェア&オットマンは常にドキュメンタリーや書籍で扱われてきました。 またニューヨークにあるミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザインの特別展のテーマにもなりました。テレビのドラマシリーズやスタイリッシュな映画のインテリアにも登場し、その存在感を放っています。「象徴」という言葉は、あまりにも使い古された言葉ですが、このイームズラウンジチェア&オットマンを表現するには最もぴったりな言葉だといえるでしょう。

「現代生活のストレスから逃れるための特別な隠れ家」

チャールズ&レイ ・イームズの詳細情報

製品デザイナーRayとCharles Eames