ディテールに対するきめ細かな配慮と使われる場面への深い思慮

ハーマンミラーは、ロンドンに拠点を置くIndustrial Facilityのサム・ヘクトとキム・コリンに、新しいラウンジシーティングソリューションに関する詳細な要件を伝えました。インテリアプランナーに商業スペース向けの多目的なモジュラーソリューションを提供しながら、個々の快適さを提供できるデザインが必要でした。

プレックスラウンジファーニチャのデザイナー、サム・ヘクトとキム・コリン

シンプルさを目指して

ヘクトとコリンは、プレックスラウンジファニチャーで答えを出しました。これは、今日の私たちの多様な働き方や生活様式とそうした活動が行われる環境に適したシンプルで適応性のあるデザインです。「私たちはシンプルな方が良いと信じています」とコリンは言います。「なぜ複雑さを志向するのですか?」

バランスの問題

サム・ヘクトとキム・コリンは、使われる場面への深い思慮によって際立った、ディテールに対するきめ細やかな配慮が反映された製品をデザインしています。ヘクトはロンドンっ子で、インダストリアルデザインの教育を受け、沈思黙考型で、シンプルさに最も魅力を感じています。コリンはカリフォルニア出身の建築家で、感情を豊かに表すタイプで、気持ちを動かすもの、スケール感、ランドスケープ、文化、といった彼女の得意分野で感覚を働かせられるものに惹きつけられています。このマクロ/ミクロのバランスが、 プレックスラウンジファニチャーのデザインに美しく表れています。

ブルーのプレックスクラブチェア(上から見たビュー)

「見た目だけではなく、身体、手、そして座った時にも快適でなければならないのです」

サム・ヘクト&キム・コリンについて

製品デザイナーSam  HechtとKim Colin