Bruce Burdickは早くから工業動力学、創造的なライフスタイル、そしてカリフォルニアの建築関係の活動に触れて育ちました。彼はロサンゼルスで生まれ育ち、南カリフォルニア大学とアート・センター・カレッジを卒業しました。アート・センター・カレッジの1年の時、彼はイームズ・オフィスでCharles&Ray Eamesと働きました。卒業後、1970年に自分の事務所を開くまでは、John FollisやHerb Rosenthalといった著名なデザイナーと共に働いています。

Bruce Burdickは若い頃、経済学と栄養学の展示に、コンピュータの新たな使用方法を開拓した業績を残しています。この展示は、共にシカゴの科学産業博物館に常設展示されています。彼はまた、環境教育センターや海洋博物館の設計開発に従事し、自動車科学歴史機関のコンセプト・プランニングを担当しました。

彼が最初にハーマンミラーのために作ったものは、バーディックグループシステムです。 これは天板、書類収納用具、電子装置補助品のユニークな組み立て品で、どのような構造になっていても、人々の仕事に一番合うように取りつけられるものでした。サイズも組み合わせもさまざまにアレンジできるこのシステムは、仕事のパターンの変化に合わせて変えて行くことができるものです。バーディックグループのダイニングテーブルは、この製品ラインの一つです。(日本ではテーブル仕様を販売しています)

1980年、バーディックグループは、ビジネス・デザイナー協会、米国工業デザイナー協会からデザイン賞を授与されました。翌年には、雑誌『タイム』がバーディックグループシステムを1981年最優秀工業デザインの一つに選出しました。『タイム』誌は、コンピュータ端末機やその他の電子オフィス機器と融合する初めてのフレキシブルなオフィス家具の一つであると説明しています。