ティム・ウォレスによる製品

18歳の時に、ロックバンドのギタリストになるという夢を追いかけることは、「ちょっと難しい」ということに気づいたティム・ウォレスは、代わりに、少しは堅実なデザインの仕事をすることを選びました。ミドルセックス大学とロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだ後、彼は、オフィスおよびヘルスケア家具の先駆的デザイナーとして、国際的な名声を確立してきました。 

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を取得後、ウォレスは、10年以上の間、英国、ヨーロッパ、中国、そして米国の会社で働きながら経験を積んできました。そして1996年、ウォレスはティム・ウォレス・デザインを設立し、それ以来、世界中のクライアントとの力強い関係を築き、類稀な成功を収めた数々の製品を開発してきました。彼のデザインは世界中で生産され、その中には、ハーマンミラーのためにデザインしたアバックエンバイロメンツなど受賞歴のある製品も含まれます。

「可能な限り多くのところから情報を集め、あらゆる問題について研究したいと思っています。」

- ティム・ウォレス

様々な文化との接触をきっかけに開花した探求心は、デザイナーとしての仕事にも大きく役立っているとウォレスは言います。ウォレスは「新しいソリューションを見つけ出すことは、手探りの状態から始まります。 でも何が関係しているのかを良く理解することができたら、問題をきちんと解決できるチャンスは大いに高まるのです。そうするには、自分以外の観点から、問題を見ることが必要なのです」と信じています。

ウォレスはさらに説明します。「良く描かれたスケッチで満足してしまうことはよくあります。でも、製品のイメージは、ほとんどの場合、プロセスの最終段階なのです。それを早過ぎる段階で始めてしまうと、何か新しいことを発見する機会を見逃してしまう可能性があります。」